ごあいさつ

舘長ご挨拶

平成29年度 吟剣詩舞道年次大会によせて

平成二十五年にこの北文化小劇場において「流祖篠田桜峰」の心にふれてみようと特別番組「祖」を組みました。又、この年は三代宗家篠田桜峰を中心とした新体制に移行した年でもあります。
本年は「流祖篠田桜峰先生」が昭和十二年(西暦1937)に名古屋に進出され北辰神桜流神桜舘開設されてより八十年になります。私達の先輩諸兄が流祖「篠田桜峰」先生と共に努力し守ってこられ、今日迄続けられてこられた神桜舘について振り返りこれからの神桜舘が、今後どう流派としてつたえていくべきか考えてみたいと思います。
八十年の歴史の中において数々の出来事がありましたが、「流祖篠田桜峰」先生は先の大戦において信頼する門人達が亡くなられたのを嘆き「平和」であることの大切さを時々言われていました。今、世界はニュースに見られるように必ずしも安全な平和とは言い難く、世界から目が離せなくなっています。平和であればこその芸事です。吟剣詩舞道が平和な世の中において子々孫々までも、楽しまれ伝えていってもらえればと思います。
本日もご来賓の諸先生方のお力をお借りしながら精一杯舞台を会員の皆様と共にこの夏の暑さに負けず務めたいと思います。ご来賓の諸先生方には今後も、ご指導ご鞭撻のほど宜敷くお願い申し上げます。
まだまだ厳しい暑さが続きますが諸先生はじめ会員の皆様にはお体をご自愛いただき来年もご一緒に舞台に立てますよう心よりお祈り申し上げます。


北辰神桜流神桜舘

舘長 竹内騎峰

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